盆栽の植え替えって言ったら鉢を新しくするか、同じ鉢に植え直す事を一般的に言いますが、植え替えには時期がありますが、何故時期の事を言うかって言ったら、春先など葉が茂っていませんから雑木盆栽などまだ新芽がちらほら見えるぐらいでまだ葉が伸びていません。
根は葉と一緒なので春先の葉のないころにするのが基本です。
花物も桜など比較的早くに咲いてくれるものは花が散ってから葉が伸びてきますから、植え替えして根を切るのに適しています。
葉がない時は根が逆に多過ぎることになりますから根を切っても差し支えないという事です。
夏場葉が生い茂ってぼうぼうにならないように剪定が大事です。
持ったいなくて剪定しないって人も、枝が伸びると根も伸びます。
葉がたくさん伸びると根も伸びます。
適度に剪定しないと鉢がすぐに根で一杯になってしまいます。
あまり頻繁に植え替えすると枝が乱伸びしてカッコの付かない盆栽になってしまいます。
逆に伸ばしたい時も剪定をしないと伸びません。
木も切られると回復しようとして新芽を出します。
植え替えも大事ですが、剪定も大事なんです。
全く落葉しないくちなしとか松、真柏などは冬眠しているときに根を切ります。
クチナシなんかは根を切って植え替えしたら剪定も少しすると良いでしょう。
松や真柏の事を松柏盆栽と言いますが、これは剪定が難しい部類に入るので植え替えは冬眠中にするのが鉄則です。
花物盆栽も植え替え時は剪定も
遅くに花が咲くものは花が散った時に葉がぼうぼうの時がありますが、その時は剪定もしてあげないといけません。
植え替えは根と葉のバランスを考えながらおこないましょう。
根の方が少し重く見て葉より根が多い程度にしてあげます。
このように花も咲いていますが葉も伸びていますが、このような時に植え替えをする時は剪定もしてあげましょう。
剪定したら挿し木しましょう。
どの道捨てる枝なら挿し木しましょう。
場所があればですが、挿し木して増やしてミニ盆栽を作るのも良い物ですよ。
植え替えの必要性
枝や葉の数と根の伸び具合と比例しています。
はっきりと数字で出るわけではありませんから大体になりますが、根の方に重点を置いて剪定してあげてください。
ほとんどの木は落葉しますが、葉が落ちても根はそのままです。
その葉のない時に植え返します。
植え替えは根で鉢の中が一杯になりもう根が伸ばせない時に根詰まり防止で植え替えします。
それ以外はあまり植え替えしない方が良いでしょう。
それから植え替えしたばかりの盆栽は鉢の回りは根がありません。
水をやってもすぐに乾くのは根に水が行ってなく土の水はけのよさで水がすぐに乾いてしまいます。
水をやる時は幹にかけてあげるようにします。
夕方の葉水も大切です。
夏場鉢が太陽熱で熱くなっていつ時に水をやるとお湯になって木にダメージをあたえます。
日陰に移動して鉢に一回水をかけてあげて鉢が冷えてから木にも水をあげます。
花が綺麗に咲く、秋に紅葉が綺麗だは全て夏場の管理が大事になってきます。
見ていて夏場が1番楽しくないかもしれませんが夏場が1番大切です。
熱い夏、木も夏バテしないように管理は大切に。