ミヤマキリシマのミニ盆栽

ミヤマキリシマツツジの育て方

深山霧島にはいろいろな品種があります。
つつじの仲間で九州の火山地帯、山に自生していて勝手に採取することは出来ません。
挿し木して増やしたり種を巻いて増やしたりと、いろんな増やし方で販売しています。

たまに種からだと新しい品種が出来たりします。
ネットなどでは調べきれないほどの品種があります。

越冬を終えた深山霧島は土が乾いたら水をたっぷりと上げます。
越冬を終えたら半月ぐらいしてから肥料も上げます。
本来春は花芽が大きくなるぐらいで花が咲きだす頃に葉が伸び出すので水はあんまり必要としませんが、春になりかけが1番乾燥しているので乾きも速いです。

夜は水をやらず葉に水をかけてあげましょう。
夜は逆に木も寝ているので水は必要としなく水を少しですが出します。
夜に乾いているからといって水を上げると水のやりすぎで根ぐされの原因です。

img_7986-300x225花の時期になってくると楽しいですが花が終わると花の根基から切ります。
花が終わってそのままにしていると汚いし、種を作るのに栄養が取られて木全体の成長が遅くなります。
だから花の根元から摘みます。
ミヤマキリシマの種が欲しい時は全ての花から種を取るのではなく2輪~3輪にしときましょう。

ちょうどピンセットの先あたりで切ります。

私は手でちぎっています。

花を摘んだ後です。

春はよほど暑くない限り水やりも1回で良いです。

葉が茂ってきて来ると水も必要とし真夏は水を朝と昼とあげる場合もあります。
木に元気がある場合など水やりもそんなに神経質になってやることもありません。

私はマンションのベランダですから暑さに困っています。
ベランダは平地より熱く感じます。
マンションの壁の反射熱とかで葉が焼けたりします。
暑さ対策が大切です。
鉢も暑くなってる時がありますが、盆栽鉢の下に1まわり大きい鉢を置いて2重鉢にしたりします。
小さい盆栽はオボンなどの上に砂を敷いて風で飛ばされないようにして盆栽鉢を砂に埋めて水をあげて暑さ対策をする場合もあります。
直射日光より壁の反射熱が葉焼けの原因です。

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夕方の風景ですが夕方に土が乾いてると思って水をあげてはいけません。
そのかわりじゃーないですが、葉に霧吹きで水をあげてください。

葉を冷やす効果もあります。

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朝を迎えて鉢が乾いていたら水を上げましょう。
日があたらなくなった夕方は毎日霧吹きで水を葉にかけてあげましょう。

ミヤマキリシマは葉に薄く産毛みたいなものが生えていますが、空気中の水分を吸収するのだと思います。

夏の暑い時期を乗り越えれば、来年の花芽を付け紅葉が綺麗です。

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花芽だけを残し落葉します。

後は私はマンションのベランダですからハッポースチロールに入れ雪が降ったら雪を入れ越冬しています。
深山霧島の育て方は以上だと思いますが、さほど難しいものでもありません。
夏場をしっかり乗り切りましょう。

深山霧島 ミニ盆栽

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この2つは同じ大きさの鉢に植わってます。下の方が少し大きい花で綾の誉って品種ですが花物は鉢はチョッと余裕がある方がよく、その為剪定は欠かせません。

上が伸びると根も伸びるので剪定は大事です。小さい鉢で楽しみたい人は剪定をしないと根も伸びて鉢が小さいのですぐに根詰まりします。

他のミニ盆栽をベランダで育てています。

ミヤマキリシマの植え替えと剪定

ミヤマキリシマの植え替え

盆栽で植え替えと言ったら素材の根を切るということで根が伸びてきたら抜いて根を切って同じ鉢に植えるということです。
剪定してる盆栽は2~3年植え替えはしなくていいです。
ただし私みたいな小さい鉢などは毎年植え替えしましょう。
植え替え時期は越冬が終わって木が生長する前にすぐするか、花が終わってからしましょう。
ミヤマキリシマが越冬を終えて植え替えするときはすぐしましょう。
蕾が膨らんできたりしてから植え替えしたら綺麗に花が咲かない場合があります。
その時は剪定しないで花が咲き終わったら植え替えしましょう。大抵場合花が終わってから植え替えしますが、その時に一緒に剪定もしましょう。
剪定した枝は挿し木しましょう。
どうせ捨てる枝なのでダメもとで挿し木しましょう。

ミヤマキリシマを植え替えしたら1週間~10日は日陰に置きましょう。

花が終わってから植え替えするときは、剪定をしないで根を切ると枯れる場合がほとんどです。
根を切ったら枝も剪定しましょう。
剪定した枝は挿し木しましょう。

土は水はけが良かったら何でも良いです。特に決まってはいません。
私は赤玉最少、火山礫、冨士砂、桐生砂のミックスです。
鉢底は火山礫の少し大きめです。
廣瀬清香園で混ぜて作ってもらってます。

土をほぐしたり、根を切るには時期があります。
購入してポットから鉢に変える時もほぐさないでそっと植えるなら時期は関係ありません。

ミヤマキリシマを購入したら鉢に植え替えますが、大きい鉢に植えて1年したら、また小さい鉢に換えてやります。

根をポットから抜いてほぐして根が長いと切ります。
植え替えしたら必ず枝を切ります。遠慮は禁物で根を切った分枝も切りましょう。

これで来年再来年まで伸ばし放題にしておきます。

無事越冬も終わり春が来て花が咲きましたが、そのままにしてまだ伸ばして来年植え替えしようと思っていますが、そんなに待てないって人はこの状態でも花が終わったら植え替えしても構いませんが小さい鉢に植え替えるには枝の剪定も忘れずにおこなってください。

絞りが見えませんが由布絞りって品種です。小輪でミニ盆栽に最適です。白い花に紫の絞りが入りますが花全部が紫の場合のあり白と紫のコントラストがとても綺麗な品種です。
楽天のミニ盆栽ページ遊恵盆栽欲しくなるミニ盆栽です。

ミヤマキリシマの剪定

剪定は基本は花が終わってからします。
来年の姿を想像しながら枝の1番下の葉を残して枝を剪定します。
いらない枝は下から剪定してもかまいません。
若い木は1年で2,3センチ伸びます。
その辺を考慮して剪定します。
他にも新しく枝などから新芽が出てきます。
同じ鉢に収めたい、鉢を小さくしたいなどは思い切った剪定が大事です。

時期は花が終わったらすぐにしましょう。
お盆過ぎに花芽を付けるので剪定したら花芽が出来ません。
花は綺麗ですからいつまでも見ていたいですが木に負担がかかるのでなるべくなら萎れる前に摘んであげましょう。
それから枝っぷりを見て剪定しましょう。

枝が伸びると根も伸びるので剪定は大事です。
剪定しないでいるとすぐに根が鉢一杯になります。

ミヤマキリシマ以外にも使えるミニ盆栽用硬質配合土

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