エゾ松も暖かい陽気に芽吹いてきました。
新芽をそのままにしていると新芽の分枝が伸びます。
伸ばしたい枝を除いては新芽と取り除きましょう。
新芽を取り除くことで枝から新芽が出てきます。
普段は枝が伸びるようにしか新芽はでてきません。
しかしその新芽を取り除いてやることで枝の途中からも新芽を出すことが出来ます。
蝦夷松の新芽がばかりでなく新芽は若葉色して綺麗な緑色で新鮮です。
ツイツイ新しいものと大事にしたくなる気持はわかります。
でも新芽を取られたとなると蝦夷松も何処からか新芽を出さないとなりません。
成長したいから摘み取られた新芽は新しい所から出すしかありません。
芽摘みは指で簡単に摘める
新芽は指でつまんでねじってあげるとすぐに取れる。
何のために芽摘みをするかってことですが、それ以上大きくしないためです。
今のままで替えたくない場合は新芽は取り除いていきます。
古い葉も新芽を摘まずにいると段々と枝になって伸びて行きますが、そのまま新芽を摘んで行けば古い葉もそのまま葉のままです。
葉がなくなり枝になるってことはないのです。
だから安心して芽摘みをしてあげましょう。
理想通りの場所には中々枝がでません。
しかしこのままの大きさを保つには新芽を摘んでやらないとイケません。
枝が伸びようとして新芽が出ますが、摘んでやるとわきから新芽がでてきます。
それが必ずしも望んだ場所に新芽が出るわけではないです。
いらない所に新芽が出てきたらそのままにせず摘んであげましょう。
ミニ盆栽の大きさを保つ
蝦夷松に限らず松柏盆栽は新芽が出たら摘んであげましょう。
真柏は葉が伸びようとして新芽が出ますが、そのままほったらかしにしていると段々枝になって伸びて行きます。
新芽を摘むことで葉のままでいてくれます。
新芽を摘むことで新たな場所から枝がでるかもしれません。
黒松も新芽が出たら摘んであげるとそこから新たに新芽を出して今度は短い葉になります。
松や真柏は落葉しないので管理は比較的難しいです。
植え替えの時期や根をいじる時期もあります。
根は冬眠中に植え替えなどします。
暖かくなって芽吹いてきたらもう根はいじることはできません。
芽摘みもあんまり早いとダメで春の真ん中あたりに摘んであげます。